プラセンタで更年期を乗り切ろう!
プラセンタとは一口に言って、胎盤のことです。哺乳類の生き物は妊娠すると胎盤が作られます。これは、妊娠中に胎児に必要な栄養分を摂ること、逆に胎児にとって不要なものを排出するためにとても大切は器官なのです。母親と胎児の血液が混ざらないような働きもしています。この胎盤は出産後、母親の体外に排出されて処理された後プラセンタ製剤となるのです。このプラセンタは更年期障害にも効果を発揮するといわれています。
プラセンタ製剤にはアミノ酸やたんぱく質など多くの栄養分が含まれていますが、栄養分のほかに、細胞を増やしたり分裂を促したりする成長因子が含まれています。特に更年期障害にはこれが効果的なのです。成長因子は細胞の新陳代謝を促進するものですから更年期障害の改善に大きな作用を及ぼします。
更年期障害は閉経に伴うエストロゲンの分泌量の減少によって引き起こされる症状です。個人差が大変大きくほとんど自覚症状のない人もいれば、心身ともに大きな障害となる人もいるのです。この更年期障害を乗り切る方法のひとつとしてプラセンタには大きな期待がかけられています。
プラセンタ製剤に含まれるメルスモンによって、卵巣の働きが助けられホルモンのバランスが整えられます。また、血行がよくなったり、疲労回復の作用も報告されています。プラセンタ製剤を正しく使ってつらい更年期を乗り切ることができればすばらしいですね。